推薦メッセージ
東京工科大学 理事
慶應義塾大学 名誉教授
相磯秀夫様
産学連携による価値創造型ベンチャー企業の創出
技術の急速の進歩や社会の激しい変革の中で、わが国が引き続き順調な経済成長を維持するためには、産業構造の変革と新規事業の創出が不可欠といわれています。わが国に期待されることは、産業発展途上国の追従を許さず、技術的にも最先端の付加価値の高い製品を開発し、国際的な市場で優位を占めることです。そのとき、特に重要な課題は新産業技術の研究開発を通した価値創造型の新規事業を起業することです。このような状況を見据えて、日本政府は2006年に「イノベーション25戦略」を策定しました。この戦略の目標は、“わが国が自律的に発展し、経済成長を遂げていくために、イノベーションが次々に起きていく環境を創出していく”ことです。ここでいうイノベーションの本質は、単なる技術革新ではなく、新しいニーズを掘り起こし、生活様式を変え、社会制度自体を変革することです。そのような意味で、イノベーション達成のための重要な梃子の一つは“産学連携”と見ています。
株式会社インターネットイニシアティブ(IIJ) はこの戦略の趣旨に則って、産学連携による「IIJイノベーションインスティテュート(IIJ-II) 」を世に先駆けて設立しました。IIJ-IIは、これからの学術・産業・社会・生活のあらゆる分野の変革の中核技術になる次世代インターネットに焦点を当て、日本発の独自基盤技術の創出とその成果の事業化を支援することを目指しています。これは取りも直さず“価値創造(研究開発)型ベンチャー企業”の起業につながります。このような新規事業によるベンチャー企業がわが国の産業構造の一角に確固たる位置を占め、その存在が評価されるようになることが望まれます。
新規事業の起業に必要なものは、先ずしっかりした問題意識と、自ら問題を見つけ解決しようとする不屈の気概です。IIJ-IIは起業家への挑戦を通して、“自分自身を改革・成長させたい”―そんな前向きな意欲のある人の参加を歓迎し、技術開発ならびに事業化のあらゆる面で支援を惜しみません。未来社会を先導する起業家への転身をお薦めします。




